As Time Goes By_猫族.1

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小説_猫族_序章1

私の名前は「にしん」。猫族である。名前の由来は知らない。
板床の先に土間が見える。目が覚めた。腹部に熱を感じる。頭を回すと薪から小さな炎が上がっている。囲炉裏端だ。土間は右側に外に開かれて、庭があり強い光が射し込んでいる。お昼かなあ~。お腹が空いている。四足を回して立ち上がり、大きく伸びをした。

 

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