2020年コロナ禍の猛暑

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マスクと今、関連する話題を。
台風が通過したので、熱暑はもう35℃を越える日は無くなるかも。あと少しの時限付の話題となりますが、内と外を行き来する営業人は(一昔前は営業マンと呼べたのですが)、この暑さに対するノウハウを持ちましょう。熱中症対策でもあるでしょう。
今日は空気についてです。
空気は重さを持ちます。建物内、空調されている事務所空間の空気は25℃、湿度55%で、比容積は0.86程度、1kgの空気は0.86m3の体積の状態にあります。湿気:水分を含んでいます。学術的には、水分を含まない空気を「乾き空気」、通常の湿気を含む空気を「湿り空気」と称します。(豆知識!)
先週までの屋外の状態が気温35℃、湿度35%~55%とすると、比容積は0.89~0.90へ、すなわち、3.5%~5.0%膨張しています。
人の呼吸は普通呼吸・深呼吸と容積に対する加減であるので、事務所の内外で呼吸を変えないとすると、空気の重さ基準の取り入れ量はその分減少するわけで、空気は窒素と酸素および希ガスの混合体で状態による比率変化はほとんど無いとされているので、取り入れ酸素が減少する状態となります。熱中症・暑さ疲れ・夏バテは、酸素不足の蓄積かもしれません。
普通状態の一呼吸は400~500mLなので、いつも通りの酸素量を呼吸するためには、意識して多めの呼吸量(+20~25mL)にしなければならないのです。
熱暑の外出時には、あまり過呼吸にすると体(血液)のPH値が変化してこれもだめですが、多めの呼吸を意識しましょう。
さて、台風が通過しました。先ほどの台風の勢力は940hPaでした。空気の容積は圧力・気温で変化(ボイルシャルルの法則:古い昔の記憶)しますが、この中心気圧時の比容積は7%程度膨張しており、同様の結果を生むはずです。山に登り標高が高くなっても同様です。
敏感な方、体調が思わしくない方が、気圧が下がり頭痛や古傷が痛むなどの一因かもしれませんね。

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